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12.21.2012

"自分の着る服の変化"とその理由を考える


"自分の着る服の変化"というタイトル通り、最近は着る服が去年までとは大きく変わってきた。

気づけば家にあったお気に入りの服のほとんどを着る気にならなくなっていて、
今までは着る気にならなかった服を着るようになった。

その大きな原因としては環境の変化が大きいかもしれない。
お店に立つようになり接客をするようになったし、
お客様に服の提案をするにあたっての自分自身の身なりはすごく意識している。
またそれにあたって流行を意識するようになったのも大きい。

ただそれ以上に今の心境が服に現れているのかなぁと自分では思っている。

もう来年の2月で僕も25歳になる。四捨五入すれば30歳。立派なおじさんの仲間入り。

大学の同期の仲間達は次々と結婚していくし、後輩だってバリバリと社会に出て働いている。

自分の中には"いつまでも子供のように自由でいたい"という気持ちもありながら、
そろそろしっかりとした収入の軸を作りたいっていう気持ちもある。
前々よりも慎重に行動するように心がけているし、馬鹿だって自分に必要か不必要か考えてするようになった。
そして一生支えあいたいなんて思う人もそばにいる。

決して安定思考になった訳でも大人になった訳でもないけど、
自分という存在を確立出来つつあるのが今だと自分では思っている。

そういった意味で「しっかりとしたい気持ち」と「変わらず無邪気でいたい気持ち」が両立して現れたのが今の自分のスタイルだと思う。

一年前とかと比べるとシルエットもアイテムの組み合わせもめっきりシンプルになってんだけど、
逆にインナーだったり、サイズ感だったり、ちょっとしたハズしなんかにもこだわりを持つようになったんだ。

今のスタイルは個人的に物凄く自分の成長を実感するし、気分にもあっていて纏うものとして本当に気持ちがいい。
逆に言えば、前まで着ていたお気に入りの服達が今の気分にマッチしなくて淋しくもあるのだけど・・・

まぁ洋服ってそういう自分の成長を実感する物差しでもあると思うし、
こうやって過去の服を卒業するのは前に進めている証拠なのかもしれません。

新しい自分を追い求めれば自然と着たい服だって変化する。それは成長した自分に合わせた脱皮のような行為なのかも。

これから自分がどんな服を着てくのか?今からその変化が楽しみで仕方ありません。


ちなみにもう着ないだろうという服達は随時WEBフリマにてお譲りしています。
http://icchos-free-marcket.blogspot.jp/
もし良ければ是非引き継いで着て頂ければ幸いです。お値段等交渉もいたしますので欲しい服がある際はサイトに記載されているメールアドレスまでご一報いただければと思います。

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PROFILE

「kodona」Shop Directer / Street photographer / Stylist Born in 1988 in Tokyo. Hosei University graduate.

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